わずか1泊の滞在にも関わらず、深いところまで浄化された心地になった
旅館「あさば」。
何故こんなにも心に響いてくるのかしら・・・?
まず感じたのは、「自然との一体感」。
伝統的な日本家屋は、風の通り道を緻密に計算して建てられているの?
そーんなことを至る所で感じるほど印象的だったのは、建物の隅々まで
通り抜ける涼やかな風。
広い間口の入り口の暖簾をはためかす風。
広々としたロビーから眼前の大きな池に吹きわたる風。
お部屋のなかでも、廊下を歩いているときも、心地良い風を
いたるところで感じます。
折りしも季節は初夏。暑くもなく寒くもない風に吹かれて佇んでいると、
それだけで、ふわりとした心地に・・・!
そして、部屋の大きな窓を開け放ち、その風に吹かれていると、
耳に入るのは水の音。
あさばには、600坪ある(!)という大きな池があります。
せせらぎがそそぎこむ音、池の鯉がはねる音。ふう~、癒されるう。
秀逸だったのは、サロンスペース。
窓を開け放したスタイリッシュなオープンスペースです。
視界に入るのは、広々とした池・・・!
この一体感もたまりません~。
そして、お部屋からの眺めはこんな感じ。(パノラマで撮りました♪)
あさば名物「野外能楽堂」が望めます。
さらに上へ目を転じてみると、一面の緑緑・・・!
一万坪の豊かな山の緑を、贅沢にもひとりじめしている心地。
右手には青々とした竹林も。
風、水、緑。
雨の多い6月の温泉旅行に、何故この季節なの?と聞かれたけれど、
答えがここにあったような気がします。
爽やかな風も、窓を開け放ち聴こえる水の音も、眩しいくらいの緑も、
きっとこの季節ならではのもの。ぴったりはまった!という気分☆
「あさば」では、五感たっぷりに、この「自然」を味わいつくせてしまうのです。
次に感じたことは、「静謐な空間」。
この、静謐な空間を演出するのに心を砕いているだろうと感じるのは、
その凛とした佇まい。余計なものは一切置かず、すっきりと、贅沢なほど
たっぷりと空間をとっています。効果的に配された小物や緑がアクセントに。
お部屋もシンプル。
歴史ある建物だけに、新しく建てられたホテルのように隅々まで光輝くような印象は
ありませんが、それを「味がある」という印象に変えるのは、細部にこだわる姿勢。
お風呂で友達がひとこと、「蛇口がぴかぴかっ」。そうなのです。
レトロな雰囲気の漂うお風呂なのに、古びた感を全くうけないのは、
そんな細やかな心遣いがいたるところに感じられるから。
名旅館といわれる由縁は、そんなところにあるのかもしれません。
そして「温泉」。
なんといっても温泉宿ですから、これを語らないわけにはいきません♪
無色のお湯は、とろ~りやんわりと肌にまとわりついてくるような弾力。
「柔らかいお湯」って、このことなんだーっと、皆でうなずきあいました(笑)。
塩素を一切使用せず、源泉かけ流しというのも、なんとも贅沢です。
こちらのお風呂は、3種類。
レトロな雰囲気の漂う内風呂。
池との一体感が味わえる広々とした露天風呂。
鍵をかけてプライベート感ばっちりの家族風呂。(ふたつあります。)
もちろん滞在中、全制覇しました。どれもこれも満足度が高~い!
後編では、この贅沢な温泉宿「あさば」滞在記を、時系列でお届けしますね☆
もちろんもうひとつのメインイベント(お食事)の模様も・・・!
(おまけ写真:タイトル「温泉美人」^^)